雄大な自然は、富山県の魅力を語る上で欠かせないポイントの一つです。
日本百名山にも選ばれた剱岳は標高2999メートルを誇り、登頂ルートも険しいため、「日本屈指の危険な山」として知られていますが、その雄大さは多くの登山者に愛されています。
また、日本では珍しく氷河が現存する山としても知られており、登山家なら一度は登っておきたい憧れの山なのだそうです。
それから、月山の八合目にある弥陀ヶ原湿原も、自然を愛する人に高い人気を誇っています。
雲海が眼下に広がる小道に沿って散策しながら、湿原ならではの草花を思う存分堪能することができるため、観光地としても好評です。
湿地の向こうをには平野と海が広がっており、その光景は日本ではとても珍しいものだといわれていますよ。
また、完全なる自然の産物ではないものの、富山県といえば、映画の舞台としても有名な黒場ダムは見逃せないでしょう。
日本で最も高いダムとして知られており、その高さはおよそ186メートルにも及びます。
大迫力の放水は、毎秒10立方メートル以上の水が降り注ぎ、圧巻の一言に尽きます。
それに、晴れの日には、水しぶきの中に虹を見ることができるのも人気です。
しかも、湖上を遊覧船でクルーズしたり、展望台からダムを眺めたりすることもきるので、他のダムとは一線を画した楽しみ方ができます。
ちなみに、黒部ダムのレストハウスでは、ダムを模したカレーが提供されており、その完成度の高さには多くの人が舌を巻いてしまうそうですよ。